自転車百哩走大王
大王ノボリ旗駅伝
  

第5区 大津〜姫路 

大王旗駅伝第5ステージ ■
------ 松岡 孝夫(会員No.28)

 12日早朝、5時に目覚まし時計に起こされる。神戸の日の出は遅く、外は昨夜帰宅したときと全く変わらない暗さですが、気温低くない、ちょっと安心。JR快速の最後尾車両に乗り、輪行袋を車掌室に持たせ掛ける。持ち主の本人はガラガラの席で1時間程の2度寝に・・・。7時20分過ぎに大津着、一週間の延期は大正解と思える晴天、しかもそんなに寒くない。これはいいぞ!

 
転車を組み立て終え、駅前をウロウロしていると前日から大津に滞在している愛知の杉田氏と合流。なにやら昨日は大阪梅田で豪遊していた?とか、ウムム〜。

 8時ちょっと過ぎに大津を出発。R1であっとゆう間に山科そして京都入り。
京都市内R9に乗り換える。老の坂トンネル(標高250m)までは
ダラダラの登りが続く。トンネルの向こうに霧が漂っているのがハッキリと見える。

 亀岡市内に入ると気温がグッと下がり、手先と足先に寒さで痺れを覚え
るようになった。休憩しながら身体に暖かいドリンクを補給し、手足を揉
みながらの走行となった。県73を経由し、R372に乗り換えると気温が
上昇したのが肌で感じることができるほど温かくなった。霧も晴れて青空!
このあたりの天候は峠を1つ越えるごとに1つ街が過ぎて行き、天候も変
化しているようです。

 本日の最大の峠、といっても標高300m強ですが・・・ここでスタートから
55km地点、急な登りはなくホッとする。このあたりは通称『デカンショ街道』
歌の文句通り走りやすい道でロードの練習や子供連れのサイクリングを
する人たちとすれ違う。天候も最高。杉田氏とお喋りしながらの快適
サイクリング!

 しかし、この状態は長く続かなかった。社町に入り姫路まで40キロ弱地点
から天候が怪しくなってきた。今にも泣き出しそうな天気でポツポツ着たか
なと思ったら本降りに。カッパを着てから姫路駅まではひたすら消化ランと
なってしまった。