自転車百哩走大王
東海中京練習会
=名古屋、岐阜でもやります
  

大王東海中京ゆっくり練習会@お楽しみ一杯
実施報告 2004.10.9
■ネオセン富山&大王東海欲張り練習会 ■------- 成瀬 徹(会員No79)

 ツールドのと3日間に見事太陽を呼び寄せ「嵐を呼ぶ男」「水害野郎」を見事返上したと思いきや、またまた練習会に史上最強台風22号を呼び寄せてしまいました。被害にあわれた皆さんゴメンナサイ。もっとも能登も夜は「嵐を呼ぶ神通力」が大活躍しましたが・・・・・・
 
 さて、そんな史上最強台風が刻々と東海地方に迫る中、高山に向けて出発する命知らず達。まさに台風に追われるように大阪から佐藤帝王、北進する台風から一刻も早く離れようと名古屋から渡邊東海中京幹事藤田氏、台風で交通マヒと思いきや意外にも道中何事もなく高山に到着。

 残念ながら「お楽しみその一秋の高山祭り」の動く陽明門といわれる絢爛豪華な屋台(山車)の曳回し、宵祭りは中止。とはいえ屋台蔵のなかで威容を誇る屋台を見学し、造り酒屋で樽からだしたての地酒しっかり味わった。夜は翌日のネオセンチュリー富山参加を前に入念な打ち合わせ、もちろん郷土料理と地酒は欠かせない。 

 夜半から降り出した雨は衰えることなく飛騨の山々を湿らせ続けるが、の雨の中、岡崎から都留氏到着。雨の中5人で富山に向けて出発。たぶん心の中では「この雨の中走りたくねぇなぁ」とみんなそれぞれ思っていたのだろうがそれを誰も口に出すことなく富山へ向けて車は進む。

 ところが、県境を越えると西の空は青く輝き、富山市に入るとは日が差し、会場に着くとそこはもう太陽サンサンの暑いばかりの天気に好転しているではないか、やはり「奇跡の晴れ男伝説」が復活しただ。会場では秋田のMTB大会が中止になって急遽ネオセン富山にエントリーした塩尻の中村氏が合流、今回は砺波平野になびく大王旗のもとに6人が集結した。

 台風一過でさわやかと思いきや意外と蒸し暑い北陸気候、雲も多く今回も立山連峰は姿を隠しいる。すっかり稲刈りの終わった砺波平野の風を切りながら走りるが、今回の大会参加者は少数精鋭で皆さんとても足が速い、のんびり遠足大会のイメージから少しかけ離れてる。

佐藤帝王がいきなりパンクで出遅れるが伝統の「全員到着再スタート休憩」で再
び合流、一路五箇山の麓健脚コースを目指す。今年はクマの出没が多くこの大
会最大の目玉臼中ダム健脚コースが変更され、イオックスアローザスキー場
のヒルクライム往復になっている。

 このヒルクライムは富山名物で激坂が連続する厳しいコース。全体の流れから健脚コース分岐地点に一定の時間内に到着しないと参加が許されない。チーム大王は足切り寸前ながら全員合格したが、体調のすぐれない藤田氏とこの一週間祭りの準備などで寝不足飲み過ぎの成瀬がパスして残り4人がチャレンジ。ところが、道案内役の先頭スタッフが道を間違えてスキー場に到着する前にタイムオーバー、砺波平野の眺望を望むことなく全員引き返し昼食会場へ向かうことになった。

 毎回ウィットに富んだ企画がある昼食時間、今回はフリスビーゲーム都留氏が見事商品をゲット。遠方参加者に感激した主催者が急遽設定した遠来賞佐藤帝王中村氏がゲット、準遠来賞の愛知県民の皆さんにはチーム大王渡邊氏が代表して受賞した。

 午後からは富山県自慢の広域農道高速ステージ。富山名物散居村http://www.city.tonami.toyama.jp/gaiyo/sankyo/sankyo.htmlとはるか砺波の街並みを望みながら広く快適な道をガンガン飛ばす。庄川水公園で休憩再スタート、あとはスタート地点まで庄川沿いを一気に下ってゴール。交通量が少なく広く快適な道と、雄大な砺波平野が好評で大変楽しい大会となった。

 実は富山県は密かに温泉大国、帰路には春日温泉で疲れを洗い流し、再び高山へ戻り反省会に備える。昨年すっかり意気投合した地元ナカタニサイクルクラブの面々も参加して大いに盛り上がり、飛騨からまた大王メンバーが誕生しそうな気配だった。

 欲張り練習会最終日は飛騨ミニ峠巡り、スタートこそ晴天だったが小雨が降ったりやんだりするはっきりしない天気。佐藤帝王希望のNHKの連続小説「さくら」舞台となった飛騨古川を見学し、得意の恵比寿峠周遊、山々は紅葉の準備を整えはじめた所らしく峠の頂上でほんのりと色が入ったばかり。峠からは一気に高山まで下り高山ラーメンを味わってゴール。本当は飛騨高山温泉も味わってもらいたかったが時間が押してしまって帰りの渋滞が心配されるところだ。結局汗をかかしてしまったまま解散となったが、主催の不手際があり皆さん申し訳ありませんでした。

 この欲張り三昧、大会連動企画の練習会はかなり好評で皆さんクセになったようだ。ただし、長く家を空ける分だけ自転車遊び参加的奉仕作業もぐっと増やさなければならないだろう・・・・・
 
企画案
 前回惜しくも台風で中止になった東海中京練習会をスーパーグレードアップしました。

 今回は10月9日〜10日に開催される秋の高山祭り見学と10月10日に行われるネオセンチュリーラン富山(高山より大王東海中京有志による送迎付き)に参加できる大会込み企画!しかも9日〜10日の宿泊は激安宿を手配済み(雑魚寝・食事無しだけれど場所は駅前)のスーパーバリューパック。

 さて、今回は宿と送迎の関係上人数限定4名さままで・・・・・ただし、宿の手配や高山〜富山の移動などセルフで準備できる方はこの限りではありません。(宿は周辺の下呂温泉や郡部民宿はたぶん空きがあります。希望があれば探してみます)
日 程
 9日  高山市自由集合 自由練習または高山祭り見学 (夜:宵祭り後 前夜祭の予定)

10日 富山県小杉町「ネオセンチュリーラン富山」 参加 
    昨年参加レポート:http://www.geocities.co.jp/Outdoors-Mountain/5410/byc_daiou/03neotoyama.htm
    富山帰路 春日温泉入浴
    夜高山市 飛騨郷土料理でネオセン富山反省会
    
11日 飛騨紅葉峠ミニ巡り(80kmほどを予定)
    昼は飛騨高山ラーメンまたは新そば
    午後2〜3時頃解散予定。
参加連絡
参加希望の方は成瀬までご一報下さい。
narusan8@crux.ocn.ne.jp 
 ※自転車乗車中に有効な傷害保険に加入されていることが必要です。
ご注意
 ネオセンチュリーラン富山参加希望の方は参加申込書を送付しますので各自申し込みを行ってください。
(開催概要がまだ手元に届いていませんので届き次第発送します)

当日は高山市の人口が20倍ほどに膨れあがります渋滞混雑必至ですので余裕を持ってお越し下さい。
なお、自転車等事前に送られる方は成瀬がお預かりしますので遠慮無く送付してください。