● 「センチュリーランを走る会」
何をする会なのか、はっきりと分かる。でも色気がないよね。それに、名称を口にし
てみる、長くて、まじめっぽくて、どうも変だ。
そこで、愛称を付けることに。例えば、略して「セ走会」。ダメダメ。何やら意味不明。
セリーグの歴代盗塁王の集まりみたいで、意味が通じない。
ある日、ふと、テレビを見ると、「王様」というミュージシャンが、トランプのキングの
格好をして、日本語ロックを歌っている。ディープパープルのハイウエイスターなん
ぞは、「高速道路の星」というタイトルのもと、「I’m Highway Star」ではなく、「おい
ら高速道路の星〜」と吠えているではないか。直訳のほうがよく分かるじゃん。
そうか!日本語でいいんだ。
自転車趣味界では、やたら外来語をありがたがって、チーム名も横文字だらけで
はないか。いっそ、ここは日本語で。センチュリーライドは、直訳すれば「百マイル走」
だ。その次に、当会が認定する代表的資格である、「大王」を組み合わせてみよう。
おおっ、「百哩走大王」! これで決まり!
以後、これが当会の愛称となり、また、各地大会へ参加する時の登録チーム名に
なった。
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