自転車百哩走大王
冬の自転車長距離走ミーティング(兼センチュリーランを走る会年次総会
  

2005年次総会 兼 冬の自転車長距離走ミーティング
総会報告

 2月20日、東京国際フォーラムで自転車長距離走ミーティング(主催:センチュリーランを走る会)
が開催された。全国から58人の愛好者が集まり、アテネパラリンピック自転車競技選手の講演、
愛好者交流や発表コーナー、大会主催者のプレゼンなどを楽しんだ。

 このイベントは、自転車長距離走の愛好者・大会関係者・業界関係者が一堂に会する、我が国
唯一のイベントとして知られている。今年は、女性の参加者が初めて5人を突破し、第4部交流宴
会まで自転車の話題で盛り上がりを見せた。

第1部 自転車トーク&トーク   報告 第1部司会 大山等氏

 2004アテネパラリンピック出場
 佐久間選手、葭原選手、大木選手が語る、アテネへの道   出場への苦労と勝負の瞬間

      

 総会前日からの発熱と声枯れのまま、気合いの会場入り。一週間あった事前準備もままならず、
ほぼぶっつけ状態の司会で、大変恐縮しています。私自身も消化不良、不完全燃焼ので反省の日々。
緊張のあまり記憶も断片的。それでも皆様ご満足いただけたであろうか。

 当日開会前の打合せで、葭原選手、大木選手、佐久間選手に、開口一番、私自身障害者と接する
機会が初めてなため、失礼にあたる言動があるかもしれないといったことをお話ししたが、「我々は障
害者であるので、気にしません。手のこと、目のこと、何でも聞いてください。」といわれ、若干緊張感
が和らいだ経緯があった。

 今回この講師陣をお願いした理由を出演交渉に当った事務局に確認したところ、

1.パラリンピック入賞選手でも、陸上・水泳は脚光を浴びているが、我らが自転車競技選手は、
  好成績にもかかわらず、全然陽が当たっていない。
2.よって、我々自転車愛好者の手で、応援・賞賛しなければいけない。
3.選手の年齢が当会会員に近い。この点からも応援しなければならない。
4.国際大会の様子をお話していただくこ  とで、今まで知らなかった自転車の世界を肌で感じたい。

ということであった。

 恒例だと、講演者のプロフィール紹介後、あとはご本人にお任せパターンの楽な司会なのだが、
今回は3名の講演者ということで、講演依頼後、パネルディスカッション形式か、質疑応答でというご希
望があり、ますます、司会者としては悩み抜いたのだが、事務局が葭原選手に事前に質問事項をお送
りしてあり、その流れで進めることとした。

 予想外?にも、3選手とも、大変良くお話しして頂き、話しが弾まなかったらどうしようという不安も全く
の杞憂となり、逆に時間が足りず、すべてをお聞きすることができなかった。(ほとんど聞けていない)
大会の様子は、持参していただいたVTRを流し、各選手に実況中継、解説をお願いした。凄い迫力、裏
話もありで、形の上では司会者の手抜きだが、私自身もたいへん満足した次第である。

 お話しをお聞きしているうちに、障害者といえども競技者であり、それも国際大会に出場する選手とな
ると、我々とは比較にはならないのだろうが、障害者とお話しをしているという感覚を忘れ、目標に向かう
姿勢、強烈なトレーニングに対して、かえって私自身の方が、ハンディ(生活習慣病+不摂生+あらゆる
悪の誘惑+ささやかな達成感に満足する+パーツ交換依存症等=意思薄弱)を持っているように感じた。
と同時に、本当の健常者といえるかどうか考えさせられた。

 「選手村では、ほとんどの人が障害者のはずなのに、それを感じることはありませんでした。障害者が
障害者ではなく、障害者を障害者にしていませんでした。知恵と戦争の神”アテナ”が、最高の舞台で世
界の広さ、人の深さを教えてくれた気がします。」締めとして用意していた、葭原選手の大会後のコメント
だが、そういった私自身の思いの変化から、割愛した。けして障害者=弱者ではなく、挑戦し続けるすばら
しい3競技者に完全に脱帽するほかない。 パラリンピック大会のお話しだけでなく、障害者へのわが国
の状況等も含めて、様々なことを考えさせられた講演だったと思う。

第2部 センチュリーランを走る会「年次総会」   報告 第2部司会 真崎史嗣氏

  13:00開始〜資格表彰など13:40まで


議題1 本年度資格継承者数

・新入会員の報告、希望者が多い。資格継承者数が資料中88人から109人に訂正された

議題2 収支決算報告

【昨年度からの繰り越し】  36,746円
【収 入】会費ほか     301,500円
【支 出】通信費、事務費  334,694円
【繰越残高】          3,552円
・異議なしを拍手で決議
・送付書類のPDFファイル化を進め、支出の削減を狙う。ソフト指導の依頼あり。

議題3 タイトル取得者表彰式・記念撮影

・自転車百哩走大王    松岡氏(我が国で13人目、事情により欠席)
・2003年 三大湖賞   古川氏
・2004年 年間最多走者 古山氏(大会だけで3300km超はすごい!)
・2004年 年間最多登坂者 佐藤頼氏
・2004年 百哩走王子 服部氏・松本伸氏
・大王駅伝18区に青野、佐藤靖氏を追加        

議題4 10周年記念行事について、各提案者から説明があった

案1:さくら道サイクルマラソンの復活  ・提案者:中村泰志氏欠席により説明無し
案2:記念ジャージ作成について     ・提案者:青野氏 デザイン案について提示
                           →3月10日までにデザインを確定
案3:10周年記念旭川〜オホーツク往復1000Kmライドについて  ・提案者:
                 平本事務局→賛同少ない、3月10日までに幹事立候補者が出れば企画続行
案4:ベストセンチュリーランについて  ・提案者:渡邊氏 
                 「ベスト」を外して、改めて企画続行。詳細は大王通信で発表。

議題5 ボランティア幹事方面幹事選出

東日本→和田氏退任、古賀氏留任
東海 →服部氏、渡邊氏留任
関西 →松岡氏留任しかあるまい
中国四国→小屋谷氏退任、後任吉田氏選出
九州 →坂本氏留任しかあるまい            以上で拍手により承認。

議題6 練習会、夏合宿等

 夏合宿日程:7月16日〜18日で実施予定

・年間最多走者、年間最多登坂者、百哩走王子以上3タイトル表彰については、2005年度も継続実施を拍手により決議

・センチュリーランを走る会平本事務局へ表彰状贈呈


第3部 愛好者交流会       報告 第3部司会 古山真也氏

 14:00開始〜16:00までコーヒー片手に歓談タイム。

1遠来賞:キャットアイのメーター

 尾道吉田氏に決定。オホーツクサイクリングの古川氏が最遠来であるが、過去、小屋谷氏も過去取得者
ということで、急遽、吉田氏に変更した。  

       

2大会資料の紹介(資料は下記に記載)

・オホーツクサイクリングの事務局古川氏    
  今年も熱弁!皆さん、網走へどうぞ。
・千葉県サイクリング協会村井氏      
  昨年、センチュリーランを開催、スタッフ未経験者が多数のため、千葉県在住者限定した。しかし、申込あれ
 ば断りはしないので参加してほしい。
・井手氏から神奈川ブルベの紹介
  BRM326富士一周ブルベは、昨年は100人参加した人気のコース。今年も開催するが人数制限70名となる。
・服部氏から狩野川100キロサイクリング
  例年の9月開催が4月開催となる。主催者から聞いた情報、まだ公表されていない。

※総会に届いた大会の資料
・第11回川越−直江津ロングファストラン
・やまみちアドベンチャ北海道横断ライド
・200マイルトライアル新潟
・05センチュリーラン紋別
・センチュリーランin古湯2005春・秋
・第20回徳島吉野川センチュリーラン
・チャレンジサイクルinたけべの森
・ツールド武蔵
・第2回山岳グランフォンドin吉野
・宮城県センチュリーラン
・クラフト発琵琶湖一周サイクリング
・第9回センチュリーライド上信越
・ぐるっと浜名湖サイクルツーリング
・国東半島一周センチュリーラン
・オホーツクサイクリング2005
・愛知県サイクリング協会
・千葉県サイクリング協会

3ゲストの紹介 一分間スピーチ

  高牟禮氏、磯田氏、西田氏

4新入会者の紹介

 今年度、入会の会員に各自自己紹介。平沼氏、皆神氏、平井氏、滝元氏、峯尾氏

5グッズ紹介

・大王缶バッジ(大山委員長)
・大王旗、Tシャツの紹介
・大王シール(麦倉委員長、欠席のため簡単に説明)
・ポロシャツ、ダンガリーシャツの紹介(吉田委員長)
       →大山氏より、ワッペンの作成は可能かということを確認。社内で確認して通信で報告とのこと

6佐藤頼氏のスピーチ

7記念撮影

8参加者一覧:片貝(会員No.62)氏集計

 一般 8人      喜多宏氏、小暮笑鯉子氏、西田恵理子氏、村井清蔵氏、佐々布勝氏、佐々布理絵氏、
             高牟禮弘子氏、磯田千絵氏
 プレス 2人    澤田裕氏、川原氏
 大会主催者 2人 オホーツクセンチュリー、千葉県サイクリング協会
 会 員 48人    松本敦氏、佐藤博氏、片貝氏、渡邊氏、新井氏、鈴木和氏、小屋谷氏、川辺氏、片野氏、
            真崎氏、 齋藤充氏、松本伸氏、青野氏、島田行仁氏、佐藤頼氏、神宮司氏、杉本氏、
            岩崎氏、石原氏、鈴木寿氏、佐藤靖氏、平松氏、麦倉氏、古山氏、大山等氏、皆神氏、
            古賀氏、服部氏、篠原氏、大山康氏、中嶋氏、山本氏、岩間氏、和田氏、滝元氏、國崎氏、
            飯塚氏、古川氏、平井氏、城山氏、管氏、井手氏、吉田篤氏、中村卓氏、峯尾氏、柳原氏、
            横山氏、事務局

プログラムにはないけれど第4部 反省会という名の宴会
  
  17:00開始〜親睦が十分に深まるまで