自転車百哩走大王
大王ノボリ旗駅伝 報告
 第1区、第2区… 

第4回 大王ノボリ旗駅伝
■ 第 1 区    東京日本橋〜箱根〜三島

■ 大王ノボリ旗駅伝 日本橋スタート 速報 ■-- 大山 等(会員No.20)

今年も駅伝の季節がやって来ました。
記念すべきスタート初日です。多数の参
加者と見送りギャラリーが予想されましたが、不安定な天候を気にしてか、出足は振るわず。大山、神宮司氏、志賀女史、もんじゃ石田氏、そして事務局の順に日本橋到着。2名の応援に手を振りながら、3名は西方面に消えて行きました。はたしてどこまで行ったのでしょうか。まずは速報にて。日本橋での記念証拠写真を添付します。

■ 11/23 大王駅伝第1区間(日本橋〜三島)を走り終えて ■
----- 神宮司泰義(会員No.114)

集合場所に到着した事務局の第一声は、「今日、本当に行くの?箱根は雨だよ。しかも、もしかしたら雪もちらつくかもしれないよ。」だった。
さて、どうしよう? しかし、参加者は、3人集まったことだし(事務局、石田
さん、神宮司)、さらには、お見送りに大山さんと志賀さん(ゲスト)も来てく
れたことだし、「行ける所まで行こう!(雨に降られたら、すぐさま最寄の駅
に逃げようね♪)」ということになり、スタート!

横浜を過ぎ、茅ヶ崎、湘南海岸を越えても、雨が降りそうで……、降らな
い状況が続く。結局、小田原まで順調に進む。小田原城前のコンビニに
て「箱根越えをするか否か」について、しばし議論。「おっぱい山に雲がか
かってないから、きっと大丈夫!行きますか!」と言う結論になって一路、
芦ノ湖を目指す。

箱根駅伝選手のように、軽やかに登ることは無理。えっちら・おっちら登る。
ギアが足りないのか、脚力が足りないのか、なかなか脚が廻らない。(もち
ろん、後者の理由です) しかし、その分(?)じっくりと箱根の紅葉を見るこ
とが出来た(苦笑)。

紅葉目当ての観光客の車が多かったが、皆、渋滞で暇なせいか、かなり
の頻度で注目を浴びる。しかし、皆一様に我々を『あらら……物好きねぇ。』
というような哀れみの視線を送ってきた。(たしかにこの寒い中、汗だらだら
で登っているから仕方ないか……)しかし、後部座席の子供たちは羨望の
眼差し(?)で『がんばって!』などと温かい言葉で応援してくれ、ありがた
かった。

どうにか、国道1号線最高地点を越え、芦ノ湖に到着。紅葉の迫ってくる
芦ノ湖は美しかった。(おだんご・甘酒・おしるこ等を食し、鋭気を養った。)
その後、三島方面に抜けたが、このダウンヒルの気持ちいいこと!!!
道幅は広く、カーブも見通しの利く緩やかな感じ。ガンガン飛ばしてしまい
ました。帰ってきてメーターを確認すると最高時速67km/h!う〜ん。すごい。
(まさに、御褒美だった。)

あっという間に、三島市内につくと、雨をポツリと感じた。『新幹線の止まら
ない沼津まで行かずに、ここで終わろう!』ということで一致し、三島駅に
て輪行袋に収納。収納し終え、さぁ、軽く祝杯・食事に行こう!となったとこ
ろで雨が本格的に降ってきた。まさに、ナイスタイミング(?)。奇跡的に雨
をちょうど避けることが出来た。(日頃の行いが良いのだろう???)
駅前の食事処で魚料理を食べ、新幹線で東京方面に向かう。

ちなみに、高校生まで鎌倉に住んでいた私は、今回、約20年ぶりに箱根
越えをしたことになる。そのころの自転車は、今の10分の1の価格。もちろ
んクリートなど無い。コンビニのあまり無く、補給食も無し。せいぜい、キャ
ラメルくらい?(しかも所持金は、せいぜい500円)。それでも、今日よりも速
かった。一度も休まず芦ノ湖まで行けたし、大涌谷までも行った。
何故だ???(若さ、です。)

あの頃の肉体が懐かしいなぁ、と、しみじみ思いつつ、あの頃の自分自身
を思い出しながらの走行となり、とても楽しかった。(そうそう!体重は、あ
のころより12kgUPしています(笑))次回も参加します!!

事務局、石田さん、お見送りに来ていただいた大山さん、志賀さん、ありが
とうございました。
 

■第 2 区   沼 津 〜 浜 松

渡部です。12月23日(土)に大王駅伝第2ステージ完走いたしましたので報
告いたします。

12月23日土曜日晴れてはいるものの寒い07:30沼津駅をスタートしまし
た。今回は服部氏と渡部での走行となりました。静岡会員への連絡が行き
届かなかったため2名での出走です。

予報では朝の寒さは日中にはやわらぐとの事で,一路富士川を目指します。
土曜の割には車は少なく,快適に走行!しかし,富士川を渡る頃には風が出
てきまた。「150号で吹きません様に」と願いつつ清水・久能・大崩海岸を抜
けます。渡部は練習不足の為大崩の上りでバテ気味!先が思いやられる・・・。

ペダルを踏む足の重さに悩まされながら吉田町の昼食地点カレー屋さん
へ、ここは駅伝の際必ず昼食を取るところです。いつも座る場所は先客が
いて今回は別のテーブルでいつものメニューを注文!エネルギー補給開
始!

さぁ!浜松を目指し再度スタート!相良町から今回は県道372号へ山道
と町並みを走るせいか風も心なしか弱いような・・・途中から150号に合流、
風は向かい風!「キツイ!キツイ!!」 何回か走っている中でこんなにキ
ツイのは始めて!やはり乗り込んでいないのが原因のようです。「来年
は・・・」と思いつつペダルを踏み込みます。

天竜川で証拠写真を!と思いながらも「ここで止まったら走れん!」の私
の意見を服部氏が聞いてくれてそのまま通過!だんだん大きくなる浜松
アクトタワー、なんとなく元気が出てきてスピードもアップしています。
16:48浜松駅到着

今回の走行データ

走行距離   148.7 Km
実走行時間 7h18m
停止時間   1h54m
平均速度   20.3Km/h

今回は練習不足(乗込み)不足を感じたステージでした。「やはり日頃から
少しでも乗らなければ」と反省しかり!山登りで鍛えている服部氏の体力
に脱帽しました。

第3区 (浜松〜名古屋)
■第 4 区 (名古屋〜大津)

斎藤 元大(会員No.156)

 数日来天気予報とにらめめっこし、冬型気圧配置の緩む12月6日を決
行日とする。コースは、熱田神宮を出発点とし、国道1号線経由、白馬伝
説が残り正月の荒馬神事で有名な多度大社から三重県東員町へ、石榑
峠を経て滋賀県八日市市で国道8号線に出て、栗東から国道1号線経由
大津、京都三条大橋に至る道を選択する。

朝7時、熱田神宮に参拝。拝殿前で神宮の衛視さんにカメラのシャッターを
押してもらい、これからの安全と励ましの言葉をもらい出発。1号線で愛知、
三重県境の弥富までは朝の出勤時間と重なり凄い交通ラッシュで、何度か
恐怖を感じる。弥富を過ぎると車の通行も少なく快適走行となる。

9時30分多度到着。いよいよ東員町を経て、国道421号石榑峠越えとな
る。石榑峠は10月のツールド愛知グランドフォンドで滋賀県側から走って
いるが、三重県側から走るのは初めてである。この峠は、ダラダラとした上
りが続き、最後の約1キロが10%の上りとなる。ここは、昨年先輩渡辺氏
も苦労したところとのこと。道も荒れていて非常に走りにくい。何とか立ち漕
ぎで通過。峠をすぎると永源寺まで快適な下りを楽しむ。しかし寒い。

永源寺でツールド愛知の際に渡辺、川岸氏と立ち寄った旨い蕎麦屋に入る。
ツールド愛知の際は日曜でもあり混雑していて愛想もよくなかったが、今
回は平日で客も2〜3組とひまな為か、店主夫婦が私の自転車姿を見て盛
んに話し掛けてくる。頭の白い初老者が名古屋から一人、大津・京都まで
走るのが余ほどめずらしかったようだ。漬物、おにぎり、名物のコンニャク
をサービスしてくれ、お茶をせっせと注いでくれる。店主夫婦の励ましの言
葉をあとに出発。

八日市市から国道8号線、1号線を経由14時30分滋賀県大津到着。駅
前で記念撮影。大津はツールド愛知“琵琶湖一周”で何回か通過している
が、駅前に来るのは初めてであった。

その後、1号線から京都三条通りに入り15時45分京都三条大橋到着。
大王駅伝名古屋⇒大津(京都三条大橋)は終了しました。次回、逆コース
走るのを楽しみに待ちます。

■ 第 5 区    大津〜神戸〜姫路

こんにちは、神戸の松岡です。

12月22日(金)まだ朝か夜中か解らない時間に目覚ましが鳴る。
5時25分舞子発最後尾の車両に乗って2度目の睡眠。女性車掌
の甘い声が心地よく聞こえる。大阪駅で快速に乗り換え7時20分
大津駅着。ここは琵琶湖サイクリングやブルベでも基点となる駅で
勝手知ったところ。いつものようにいつもの場所でいつものルーティン
で身支度、だんだんと目覚めてような気がする。

8時予定どおりにスタート。天気予報では北の風、やや強し。GOOD!
スタートしてからすぐに逢坂、この駅伝区間で唯一の坂、以前より
楽にクリヤー。うん?調子がいいではないかな。12月に自転車に
乗ったのは今日で2回目、体力がアップしたわけではないが・・・

久し振りの京都。ここで改めて本日のルート選定に悩む。篠山街道
R372で姫路を目指すか、交通量の多い、しかも通勤時間帯のR2を
ひたすら走るか。
この時点では完走できるか否かという心配もあり、気の弱い松岡君が
『今日はひとり、いつでもリタイヤできるよ。その時に最寄駅が近い方
がいいよ。』と誘惑する。ハンドルは知らず知らずの内にR2へ向いて
いた。神戸に近くなると風向きが変わった。西風である。天気予報の
うそつき!

つい先日まで神戸ではルミナリエが開催されていた。日中のルミナリエ
はパットしないが見ておこう。写真は美人に撮ってもらうことと決めて
いるので20分も休憩してしまった。

残り約半分、向かい風で急に弱気となった松岡君。
過去の駅伝のときに食べたラーメン屋で昼食と決めていた。遅い
昼食となるがまあいいか。ボトルの水も無くなったがラーメン屋までは
走ろうと決めた。これが間違いのもと。

明石のラーメン屋は閉店!アレー〜。食べられないとなると益々食べたく
なるのが松岡君。では走りながら道路の左手にあるラーメン屋と決め
込んで再スタート。しかし遭遇するお店は『準備中』ばかり。おまけに
体力が極端にレベルダウン。時速20km/hであえぐこと1時間強。
もうだめです。コンビニに突入。即席麺の美味しいと思われるものと
アンパン、水分を補給。20分ばかしの休憩。やっと生き返った感じ。

このあとの30kmが長い。左手に太陽が沈んでゆくのを見ながら
もう少しだけ待っててと神頼み。優しい神様は太陽を少し引っ張り
揚げてくれていた。日没前ぎりぎりの16時30分姫路着。美人をさがして
駅前で記念写真をパチリ。

第6区 (姫路〜倉敷)
第7区 (倉敷〜広島)
第8区 (広島〜小郡)
第9区 (小郡〜博多)
第10区 (博多〜小郡)
第11区 (小郡〜広島)
第12区 (広島〜倉敷)
第13区 (倉敷〜姫路)
第14区 (姫路〜大津)
第15区 (大津〜名古屋)
第16区 (名古屋〜浜松)
第17区 (浜松〜沼津)
第18区 (沼津〜東京)