自転車百哩走大王
センチュリーライドに役立つ情報
=変わりゆく交通機関   

飛行機で大会に参加する際の「自転車の扱い」
あっという間に開催地へ。飛行機は実に便利。

国内線で自転車を手荷物として預ける際は、このように。

1 搭乗手続きカウンターで手続き後、手荷物預けのカウンターへ。
2 炭酸ガスボンベやオイル類は預けられない。機内にも持ち込めない。要注意。
3 通常の輪行袋では危険! 次を使おう
   パッド入りソフトケース (=オストリッチ社OS-500とかシーコン社コンフォート輪行バッグ)
                   http://www.millcool.jp/php/view_eBook.php?book_number=2322
   自転車用トランク (=TNI社パネルガードバイクケー)とかプロテックス社バイクコンテナBC-2000)
4 バッグの中で自転車やパーツが暴れないように。
   隙間に古新聞やウエアを詰める。
   フレームには古新聞か梱包用のエアキャップを巻く
   取り外したサドル、ペダルなどにもエアキャップを巻く
5 壊れた場合の免責のサインを求められる。
   揉めてもしょうがないから、素直にサインを。これがイヤなら手荷物料金を払って保険の対象に
6 ヘルメットは預けない、機内へ持ち込むべし。
7 工具はバッグに入れて手荷物に預ける。機内へは持ち込めないよ!


8 シマノの電動変速機用電池(リチウムイオンバッテリー)は、今のところ手荷物でOK。
 ただし、予備のバッテリーは電極にキャップ付ける必要があるようです。

■JALの取扱  http://www.jal.co.jp/dom/service/bags/
■ANAの取扱  https://www.ana.co.jp/dom/checkin/rules/baggage.html
■スカイマークの取扱 
http://www.skymark.co.jp/ja/res_boarding/baggage.html
 最近の状況

■ 飛行機輪行の諸注意 ■------------ 小山 薫(会員No.123)

仕事の合間に大王ホームページをみていたところ、過去に私が発信した
飛行機輪行時の航空各社の扱いの記事をみました。
先日、美ら海センチュリーランに参加した際に、新たな体験をしたのでお知らせし
ておきたいと思います。

時期は不明ですが、いつの間にか両社とも「手渡しはしていません」に変更と
なっていましたが受け取り時にターンテーブルで運ばれることが稀なためあまり
気にしていませんでした。

昨年12月より、国内航空各社が手荷物に関するルールを統一しました。
機内持ち込みに関しては、目につきやすいところに表示してあったので、
皆さんご存じかと思います。

実は、手荷物のルールは預ける荷物についても変わっていたのです。
私が知らなかっただけかもしれませんが・・・。

札幌から羽田乗り継ぎで那覇に向かった際は何もなかったので
気がつきませんでした。それは、帰りのことです。

行き同様のパッキングをし、預け荷物の保安検査を終わってカウンターで手続きを
行いました。
すると
係 員「お客様、重さが1キロ超過していますので、超過料金がかかります。

カウンターの重量計をみると、「21kg」と表示されていました。
行き帰りで荷物が増えたものと言えば、大会の冊子ぐらい。
確か、行きに預けたときは19キロぐらいだったはず、あの冊子は重さが2キロも
あるのか?と疑問もありましたが仕方ないと思い、

私  「超過料金を払います。」
係 員「超過料金は2000円ですが、お客様は乗り継がれるので2区間分の
     4000円になります。」

区間ごとに超過料金が必要とのことでした。
決まりだから仕方ないかと思ったところ
係員「機内持ち込みの方にあと1キロ分、移してもらえば超過料金はかかり
ません」
とのアドバイス。
これ幸いと、バックよりライト等の小間物を取り出したところ、重量表示は
「19キロ」
無事に超過料金を払わずに済みました。

過去の輪行時に20キロを超えることは多々あったのですが、超過料金という
話になったことはありませんでしたので、確実に厳格化されています。

超過料金やルールの詳細については、各航空会社のホームページで
確認してください。


さらに、それは新千歳空港に着いてからのこと。
那覇空港で預けた手荷物が自転車とメッセンジャーバックだったのですが、
預けた手荷物がすぐに出てくる経験はありません。

ぼーっと、ターンテーブルを眺めていると、見たことのあるバックが回ってきます。
私「珍しく早く出てきたな〜」と思いバックを取ろうとすると、その後を流れて
きた大きなバット(野球のバットではありません。器の方です)が目に入りました。
よく見ると中には輪行袋が・・・。他の荷物に比べて格段に大きいので、
周りの人にぶつけないように持ち上げるのが大変でした。
でも、ターンテーブルに直接乗せて回されなかっただけでも良かったです。

ターンテーブルにのることを考えて、自転車保護を厳重にすると質量が増し、
超過料金を取られる可能性が増える。
超過料金を気にして薄くするとターンテーブルが怖い。
ちょっとしたジレンマでしょうか?