ゆっくり長距離練習会の特徴

なぜ、ゆっくり練習会
 それは、我が国唯一、ロングライドのための練習会。
 着実に走り続ける秘訣を知りたい方は、ぜひご一緒に。
 当会会員がボランティアで案内を買ってでて実施中です。

  ※ロードレースなど競技の練習としての参加は、固くお断りします。

対 象
 30歳以上の、自転車搭乗時に有効な保険に入っている方で

  ・センチュリーライドやサイクルマラソンに挑戦してみたい方、興味関心のある方
  ・自転車の乗り方のアドバイスがほしい方


特  徴
 速い遅いは関係ない。自信ない方、初めての方 歓迎
  平坦路を時速30km/hで走るウサギさん組と、時速25km/hで走るカメさん組に分けます。
  峠の登坂も、組別。自信のない方も安心です。
     特色その1 スポーツ自転車の乗り方が身に付く、初級~中級者向けの練習です。
             日本サイクリング協会公認指導者や自転車百哩走大王資格達成者から
             アドバイスが受けられます。
     特色その2 センチュリーライドに興味関心ある方は、どなたでも参加できます。
             特に、センチュリーライドに参加したいが、自信が…という方、長距離走
             が体験できます。
     特色その3 長距離走は独走が基本。集団コバンザメ走行・1列縦隊はダメ! 
             人を風よけにする楽してばかりの走りは最低。 各人の「心地よい速度」で、
             ばらけて走ります。煽られたり、急かされたりは、一切なし。
              わかりにくい曲がり角では、先行者が待っているので、慌てる心配無用
     特色その4 「長距離(=8時間、自転車をこぎ続けることに慣れる)」ことが目的です。
     特色その5 当日、集まった人で走ります。
     特色その6  上級者は、重いホイール(シマノの完組R-500など)、太いスポーク(14番)、
              重量あるタイヤ(23Cではなく25Cや28Cの耐パンク通勤用タイヤ)等で
              負荷を掛ける。まあ、ゴルフのハンデといっしょだね。

ゆっくり長距離練習会の実施マニュアル (ボランティア幹事用)

練習会幹事マニュアル
2008.5.22(第2版) チーム百哩走大王(No.27)和田順雄
c Copyright Team Daiou 2008)

企画

□練習会のコンセプト
  対象者(初心者、中級、上級者向けなど)
   例:荒川まったり練習会→ビギナーから上級者まで楽しめる、ロング・ファンライド
□コース設定
  なるべくクルマの少ない安全なルート、路肩の広い道路をつなぐルート
□コース実走下見
  休憩ポイント、トイレ(女性の参加者に配慮。すこしキレイなトイレ)
  補給場所(コンビニ、旨い昼食)とタイミング:1 時間に1 回は休憩したい。
  ショートカットルートの確認
  輪行ポイントの把握。コンビニのゴミ袋90Lでロードをくるむことが可能
  携帯の圏外区間の確認
□メンバーリスト(当日直接記入してもらう)
□最寄りの病院(ネットで休日当番病院を確認)
□スポーツバイクショップ所在地(メカトラブル対応)
□アナウンス
  開催期日、集合時間、コース、雨天の開催判断、幹事連絡先。これを大王通信へ
□貯まるとウレシイ「練習会ポイントカード」(通算12 回参加で記念品贈呈とか)
□集合地点は鉄道駅に近く、コインP があり、コンビニ、銭湯、コインロッカーがあればなお可
  もっというと、入浴後に乾杯できる美味しいお店があればなお可。ただし、飲酒運転はダメよ
□天候不順時(降水確率50 パーセント以上)に予備日を設けるか?

当日、集合地点で

□走行前のブリーフィング(挨拶、自己紹介、ルート説明、など)
□参加者の体調確認
□集団の分割、並び順(一般道で1つの集団で走る人数は最大5人)
  先頭はルートが分かる人。しんがりは押さえをつとめられる人
  初心者は各集団の前方2番目に配置して、その人のペースにあわせる
□カメさん、うさぎさん組分け。なるべく往路は全員で。帰りはフリー走行とか
□手信号(できる人だけ。右左折、停止等)。何かあればベルの連打か、叫ぶ!
□車間距離(平地で5m:自転車1台分以上、下り坂では15m以上)
  守れない人には、途中でも幹事が必ず指示・修正
□幹事と各集団の連絡係を決める。出発前に各人の携帯番号確認
□参加者名簿記入
□ポイントカードに押印(事務局に大王シャチハタ印あり)
□大王メンバーとゲスト識別のためのリボンを用意。
□集合写真を撮影

走行中

□走行開始直後に全員が出走しているか、また何か問題ないか確認。出遅れる人が
 ときどきいる。
□次の休憩ポイントまでの場所と距離を全員に伝える。
  ポイント間は自由走行とするのもよい。ムリな追走、安易なコバンザメは戒める。
□全員いるかを信号待ちなどで逐次確認
  信号通過中に赤になった場合、中切れしてOK と徹底。ムリな通過は禁物
□調子の悪いバイクはないか適宜確認
□途中参加、離脱者の確認
□水は15分に一度補給
□大王7原則の遵守(アルコールはもちろん厳禁!大王追放の刑)
  サイクリングロードで散歩の人を追い越すときは最徐行。「右を行きます」とかの声かけ。
□日中もテールランプは、必ず点滅させる。

トラブル

□パンク時の対処。パンク場所に忘れ物ないか。
□体調不良
  特に、夏場は熱射病に十分注意。夏場に幹事は熱中飴や梅干しを用意
□落車(スリ傷程度の軽いケガなら応急処置。もし骨折など疑われる場合は119 番通報)
□交通事故(相手方の特定、当て逃げしないよう監視、2次衝突の回避、安全確保、110 番通報)
□トラブル発生時は、車道にとどまらず全員を安全な場所に退避させる。
□日焼け対策(幹事は日焼け止めを持参)
□ファーストエイドキットを携帯。

その他

□幹事が参加できなくなった場合の対応
□天候の急変(すぐ引き返すか、最寄りの待避所に誘導、輪行にするなど)
  カッパの代用=45 リットルのごみ袋を持参又はコンビニで購入
□食事場所での施錠。
□食事場所なでの忘れ物注意(サイフなど小物)。
□練習の最中、初参加の人にはこまめに声をかけ、自転車遊びの仲間に迎え入れる
□結果を大王通信に投稿し、次にも参加したくなる練習会に育てる
□通信環境の整備(しっかりしたメール環境。参加希望者をスパム扱いにならないように)
□幹事は、途中で記録も兼ねて写真撮影を。
  できれば、大王通信でフォトアルバムの公開を

帰着時

□全員帰着の確認
□次回開催の連絡、写真撮影
□手締めで解散
□輪行不慣れな方の、作業手伝い
□有志で入浴、反省会。これがまた楽し。